伊賀耳付花入
Iga Flower Vase
土塊(つちくれ)は、語りかけてくる。
己がどのような形になりたいのか、
どの程度の熱に耐えうるのかを。
私はただ、その声に耳を傾け、
轆轤(ろくろ)の上で手助けをするに過ぎない。
計算された曲線よりも、指に残る歪みにこそ
命は宿ると信じている。
本個展では、薪窯で七昼夜焼き締めた
「伊賀」の新作を中心に展示いたします。
自然釉(ビードロ)の景色と、
手に吸い付くような土肌をご覧ください。
織部 蓮
Iga Flower Vase
Shigaraki Tea Bowl
Large Plate "Surface"
Bizen Sake Pitcher
土と向き合う時間は、
己の弱さと向き合う時間でもある。
1980年、京都府生まれ。
大学卒業後、広告代理店勤務を経て30歳で陶芸の世界へ。
伊賀焼の人間国宝、古田織山に師事。
2015年、三重県伊賀市に築窯。
自然釉(ビードロ)の変化を追求し、穴窯による焼成にこだわる。
その作風は「静寂の中に激情を秘める」と評される。
2025年 10月2日(木) — 10月14日(火)
11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
※会期中無休・作家在廊予定
銀座 寂静堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座1-1-1
銀座わびさびビル B1F